最近、ファクタリングという言葉をよく聞くようになりました。
つまり多くの会社が取り入れているやり方です。
ならば法律的にも大丈夫と見て良いのでしょうか?ファクタリング業者が摘発された例とかないのでしょうか。
その仕組みと法律の関係について見ていくこととします。
ファクタリングって違法なの?
ファクタリングは違法ではありません。
ファクタリング会社と契約することで得られる現金はあなたの会社が正当にもらい受けて良いお金なのです。
本来はもっと多かったはず、ですがファクタリング会社を介することで少なくなりました。
ファクタリング会社に手数料を支払うからです。
だから違法ってわけでもなし。
ファクタリング会社は手数料をもらうかわりに、本来であればもっと後にあなたの会社が手にするはずの現金を早く手元に届けてくれるからです。
時間とお金、どちらを選ぶかということ。
倒産の危機が迫っているなら、多少減ってもすぐにもまとまった金額が欲しいのでは。
それならファクタリング会社を利用してください。
ファクタリング会社の摘発例
ファクタリング会社が摘発された例が無いわけではありませんが、ファクタリングそのものが悪いというのではなく、違法な営業を行っていたことに問題があったみたいですね。
例えば、貸金業の登録を受けることなく給与ファクタリング業を営んでいたとか。
法外な利息を科していたとか。
もちろんある程度は儲けがないと、ファクタリング会社だって社員を養っていかなければなりません。
ですが足元を見ての商売は良いことではありません。
こういったファクタリング会社も潜んでいるのは事実です。
口コミ評判や実績などを確認のうえで良い会社を選ぶようにしてください。
危険な会社だと、利息が最高で法定金利の30倍以上にも相当する額となっていたところもあるようです。
最近になって聞くことも多くなったファクタリングという仕組み。
耳なじみがないからこそ、「怪しいのではないか」「利用することで、法律違反を犯したと捕まるようなこととなったらどうしよう」と心配する方も多くいらっしゃるようです。
せっかくの企業の資金繰りの救済策なのにモッタイナイ。
倒産してしまうかもといった崖っぷちに立っている企業ほど、利用するべきです。
どうせあなたの会社が手にするはずの資金、後になるか先になるかの違いというだけです。
とはいえ怪しげなファクタリング会社があるのも事実ですから、注意は必要です。